【収録内容】
Afternoon Ace Assembly それぞれのエースを4箇所のパッケトに振り分けますが、次の瞬間一箇所に集まっています。エース・アセンブリーの改案ですが非常に合理的に組み合わせています。実演するのにストレス無く出来るように工夫してあるのもうれしいところ。
Air リボン・スプレッド状態からカードを返すとターゲット・カードが空中から舞い降りて来る現象。非常にビジュアルでユニークなカード当てで、現象とアイディアに感服します。
Blind フェイス・アップで目をつぶった観客がカードを配ります。それにもかかわらず、必ずターゲット・カードでストップしてしまいます!! 今回の一押しで、トップ・プロも欺かれてきた作品。不可能な現象を可能にする演出と方法論を堪能ください。
Fan Peek 演者がフェイス面を見ずにズバリ言い当てるピークの新しい技法。ピークとは、相手のカードを密かに盗み見る方法のことです。
Foresight Prediction 任意に選んだ2枚のカードの数字によって1枚のカードを決定します。そのカードがもう1組のデックの中で予言されています。しかも、予言のカードのある位置まで当たっているのです。セルフ・ワーキングのトリックですが、憶えやすく、セットしやすく作られています。
Fork 観客の2枚のカードが一瞬で、赤と黒それぞれ2枚のキングに挟まれます。ジョン・バノン氏のニュー・ジャック・シティーが基ですが、方法論は必見です。クリスチャン・イングブルムも気が付かなかった見事な解決策があります。
Midtown Jacks 観客の2枚のカードが一瞬で、赤と黒それぞれ2枚のキングに挟まれます。現象は上記のものとほぼ一緒ですが、プロットから独自に構成したものです。岡野氏の才能の一端を垣間見ることができます。
Penny's Braid 相手が残したカードの枚数目からターゲット・カードが出てきます。非常に巧妙に出来ていて皆目見当がつかないカード当てに仕上がっています。これもセルフ・ワーキングですが、現象成立まで操作がとてもカジュアルです。
Pocket Interlaced Vanish 4枚のキングとエースのマジック。キングを1枚ポケットに入れ、残りのキングを4枚のエースの間に1枚ずつ挟みます。しかし、一瞬で3枚のキングが消え、ポケットから4枚のキングが現れます。テクニカルに見える現象を比較的楽に演じることができます。細部までこだわったクオリティーと大胆な解決策が岡野氏らしい作品。
Two For Two 予言として最初に2枚のカードを取り出しておきます。次に演者と観客でお互い1枚ずつカードをセレクトします。その4枚はなんとすべて同じ数字のカードです。セットなしで行える大胆な方法論を使用しています。